評価と比較
評価方法
場所の点数が何を表し、どのデータを使い、未取得項目をどう扱うかをまとめています。
最終更新:2026年7月30日総合点に含まれる項目
- 生活アクセス:医療、買い物、交通、公園、教育などへの近さと選択肢
- 人口持続:地点を含む人口メッシュの人口規模と将来変化
- 公表浸水への強さ:地点の洪水・高潮・津波の公表浸水情報を安全側の点数に変換
- 気候快適性:暑さ、寒さ、猛暑日、熱帯夜、冬日など
- 居住成立性:人口、道路、傾斜、生活施設から住宅地としての成立度を判定
- 通勤適合:勤務先と許容時間が設定され、経路を取得できた場合のみ反映
- 予算適合:月予算と候補ごとの物件価格・家賃が揃った場合のみ反映
公表浸水への強さ
国土交通省の洪水・高潮・津波浸水想定区域に対し、選択地点を含む最も厳しい浸水深ランクを安全側の点数へ変換し、標高12m未満では最大10点の低地補正を加えます。区域外も満点にはしません。3種類のうち未取得の資料があればさらに減点します。内水氾濫、小河川、排水設備の停止、想定を超える降雨、建物階や設備位置は含みません。
- 区域外:90点
- 0~0.5m未満:82点
- 0.5~3.0m未満:62点
- 3.0~5.0m未満:38点
- 5.0~10.0m未満:20点
- 10.0~20.0m未満:8点
- 20.0m以上:2点
埋立地であることや液状化のしやすさは地震時の地盤リスクであり、この点数には混ぜません。地盤・液状化は別指標として確認する必要があります。
人口持続
2020年人口と対象年の将来人口、人口密度、生産年齢人口比率、年少人口比率を使います。構成比は将来人口維持55%、生産年齢人口20%、人口密度15%、年少人口10%です。国交省APIが正常でも該当する250mメッシュがない陸地は人口0相当、API失敗時は未取得として採点から除外します。
未設定・未取得項目
0点にはしません。その項目を採点対象から外し、取得できた項目だけで重みを再配分します。勤務先や予算を設定していない利用者が不利にならないための処理です。
データの確かさ
地点・公式区域・人口メッシュ・実経路など、場所に直接結び付くデータを優先します。広域推計や登録参考値は影響を弱め、根拠が弱いほど点数を中立の50点へ近づけます。
評価幅と信頼度
総合点とは別に、利用できたデータの範囲と確かさから評価幅を示します。信頼度は候補の優劣を競う指標ではなく、点数をどの程度慎重に読むべきかを表す補助情報です。
比較時の扱い
各地点の点数は、その地点自身のデータと設定条件から計算します。比較候補を追加・解除しても、既存地点の元の点数は変わりません。文章中の点差は小数第1位で丸めて表示します。
もし住むなら
非住宅地も生活を成立させる仮定で、生活インフラ、暮らしの成立しやすさ、土地取得のしやすさ、公表浸水、気候、自然・静けさを評価します。目的は一つのまま、「利便性」「安さ」「自然」「自給・開拓」から重視条件を選ぶと配点が変わります。すべての指標は高いほど良い方向です。
商業・業務地は公示㎡単価、林地は公表された10a価格を1,000㎡で割り、サイト内では円/㎡に統一して土地取得の参考値に使います。林地の宅地化費用、接道、上下水道、電力、許認可、所有権、建築可否は含まれないため、通常の住宅評価とは分離しています。
点数に含まれないもの
建物の耐震・断熱性能、住戸階、管理状態、騒音、日当たり、眺望、室内状態、実際の販売価格や契約条件は、入力または現地確認なしには判断できないため場所スコアへ含めません。
利用上の位置づけ
点数は候補を絞り、確認事項を見つけるための比較材料です。購入、賃貸、防災、避難の最終判断では、行政機関の原典、物件資料、専門家の確認、現地調査を優先してください。